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毎年5月に開催されるこの「橋の下世界音楽祭」……
今年も愛知県豊田市の豊田大橋という橋の下(河原)で開催されました。

サブタイトルはSOUL BEAT WORLD 2015です。
WORLDなんて、そんなデカイ名前つけて大丈夫か? いえいえ、それだけのことはあります。サービス精神と遊び心が満載。お客さまにとにかく楽しんでもらおう、そのためには何でもやっちゃおう、という心意気が伝わってきます。わずか3日間のためにここまでやるのか、と驚くようなプログラムや仕掛けがいっぱい。その努力には感動さえ覚えるほどです。

主催者のちらし。個性的でしょ?
橋の下世界音楽祭2015のチラシ

サランモルは昨年初めて参加したのですが、メンバーはすっかりその妖しい魅力のとりこになってしまいました。
待ちに待った (笑) 今年の「橋の下」……。サランモルは去年よりもパワーアップしての参加です。今年はウンドス君に加えて、ドガラさん(モンゴル男性舞踊)が参加してくれたからです。

さて、私たちサランモルのミッションはふたつ。
ひとつは馬頭琴体験とモンゴル衣装試着の青空教室を開くこと。いわゆるワークショップですね。
ふたつ目は「草原ステージ」でのミニコンサートです。


青空教室はこんな東屋(あずまや)でやりました。主催者さんが竹と「よしず」で作ってくれたのです。もう感謝感激。
サランモルのブース

周りは気持ちのよい草の原っぱ。いろいろなお店のブースが点在していて、もう少し遠くにはキャンプのテントが20~30はあるでしょうか。モンゴルのゲルも建っています。ここはモンゴル草原だったのかと錯覚しそうです。


馬頭琴とモンゴル衣装試着の体験風景。
体験風景
モンゴル衣装試着

いろいろなお客さまが私たちの体験コーナーを訪れてくださいました。
「去年馬頭琴を弾かせてもらったけど楽しかった。今年も来ましたよ」というお客さまがいらっしゃいました。こんな声を聞くと励みになります。
脇目もふらず2時間も熱中して、曲をみっつも弾けるようになられたお客さま、お疲れさまでした。一緒に馬頭琴やりませんか。
ご夫婦で衣装を着て馬頭琴を弾かれたお客さま、ほほえましく拝見しましたよ。
目の前で弾くウンドスさんの演奏を目を丸くして驚嘆の面持ちで見つめていたご夫婦のお客さま、初めての馬頭琴はいかがでしたか? いいでしょ?
朝からブースに入りびたりで馬頭琴をいじっていた小さなお嬢ちゃん二人、パパママは心配していないの? 大きくなったら馬頭琴やろうね。


ドガラさんとウンドスさんは、ラム肉の串焼きの店を出店しました。千客万来。時にはお客さまが並ぶほど…。近くに生ビールの売り場があって、生ビールを買ったお客さまは美味しそうな匂いにたまらず串焼きを買ってしまう、という仕掛け(笑)です。(赤いカウボーイハットはリロちゃん)
串焼きコーナーで
串焼きコーナーでサランモル


さて、2日目の昼前、サランモルのミニコンサートの始まり始まり~っ! 会場はその名も「草原ステージ」です。

まずはじめに、ウンドスさんのホーミーと馬頭琴をYoutubeでどうぞ。全画面に拡大がおすすめです。



次はモンゴル舞踊のドガラさんです。 (サランモルの演奏シーンは、取材者の私も出演するため撮影できませんでした)



取材の私(T)は、体験コーナーのヒマをみつけてカメラ片手に会場を見て回りました。このブログをご覧に方に、せめて写真で会場の雰囲気を味わっていただきたい。そこで55枚の画像をスライドショーにしてみました。これもYoutubeでどうぞ。全画面で見るのがおすすめです。


音が入っていないし、動画じゃないから臨場感がイマイチ??  はい、ごもっとも(汗)。
Youtubeで「SOUL BEAT WORLD 2015」と検索すると他の方の動画がたくさん見つかります。迫力ある映像がいっぱいです。ぜひ異次元の世界を動画でのぞいてみてください。


音楽祭」と名がついているから音楽だけか!? 
スライドショーを見ていただくとお分かりと思いますが、そうじゃないんですね。建ち並ぶブース(まともな、あるいは妖しげな品・食べ物を並べている)、ふいごで火を起こしトンカチやってる鍛冶屋さん(2店)、阿波踊りが練り歩き、何とも不思議な「ろくろく首」とアホウドリの行列(大編成の太鼓バンドつき)、子ども相撲の土俵、ジャングルジム、竹で作られたティピーやモンゴルのゲル(移動式住居)が建っていて、ツリーハウス、ほっつき歩くイヌ、破れ障子の江戸の長屋、いなせな火消し姿のおにいさんお姐さんなどなど、パンドラの箱をぶっちゃけたような、異次元かつ世紀末の世界なのです。目まいがします。
そうそう、ミニミニ銭湯までありました。名付けて「ぬ湯」。これはもう涙ものです。(キャンプで2泊~3泊されるお客さんがいるからでしょうね。主催者の心配りには脱帽です)


さて、橋の下世界音楽祭2015が終わっちゃいました。
サランモルのブースを訪れてくれたお客さまたち、どんな感想を持たれたでしょうか。「モンゴルの衣装を着たり馬頭琴を弾いたりで、楽しかった。また来年もやってみたいな」と思っていただけたら嬉しいです。さらに、サランモルに入って馬頭琴をやってみたいと思っていただけたら最高なんですが……。

主催者の皆さま方、お疲れさまでした。お世話になりました。採算は大丈夫でしたか? 心配してます。来年も続けてください。サランモルにも声をかけてくださいね。



2015.06.01 Mon l サランモルの活動 l コメント (5) トラックバック (0) l top
春の風かおる5月3日。快晴。
「愛岐トンネル群」は普段は会員だけの世界で静かなのですが、この日は「愛岐トンネル春の公開」の期間中ということで、大賑わい…。明治の産業遺産である赤レンガ造りのトンネルと、新緑の山々が春の陽ざしに輝いていました。
※愛岐トンネル群について詳しく知りたい方は、私たちの昨年秋のブログ記事をご覧ください。こちらです。


この日、この「愛岐トンネル」で私たちサランモルが演奏しました。
以下、サランモルのステージのレポートです。


ステージが始まりました。
まず、サランモルの6人の馬頭琴演奏。6人そろう機会は少ないので嬉しいです。4曲演奏しました。
サランモルの演奏風景。6人の勢揃い

ミニコンサートの会場はレンガ広場と名づけられた場所です。ステージの床は名前の通りレンガ敷き。
この箇所の中央線は115年前に開通したのですが、トンネル工事中にたびたび崩落事故があったとのこと。その際に放棄された赤レンガをトンネルの会員が拾い集め、広場に敷き詰めてこのステージができたとのことです。


次はNさんのソロです。叙情あふれる演奏でお客さまの感動を呼びました。
Nさんと客席風景
Nさんと客席風景(近景)


サランモルのホープ、ウンドスさんのホーミー弾き語りです。
彼のホーミーは、高い澄んだ声と、ドローン(通奏低音)の声、さらに、ありえないほど低い声と、三つの声を駆使して変化に富んでいます。多くのお客さまにとって、きっと初めて聞くホーミーかもしれません。その大迫力に聴き入っておられました。そのステージをYoutubeの動画でお楽しみください。


30分のステージ。最後は、今日のステージの目玉、モンゴル舞踊のドガラさんです。愛岐トンネル初登場!!
躍動感あふれる踊りに、お客さまは息をのんで……。
ドガラさんと客席風景
踊るドガラさん
ドガラさんの踊り3
ドガラさんの午前のステージの演目は「遊牧民のよろこび」。 午後は「オトル」でした。(オトルとは、遊牧民の愛してやまない遊牧生活のことだとか)
ドガラさんの迫力満点の踊りは、ほんとは動画でご覧いただきたかったのですが、録画が不調で、やむなくスチール画像だけになっちゃいました。それにドガラさん、レンガ敷きの不整地で踊りにくかったことでしょう、申し訳ない。


30分のステージはあっという間に終わりました。お客さまの反応も上々で、手ごたえあるステージでした。

おや、観覧スペースの後ろに人だかりが……。
ウンドス君が開いた小さなお店でした。「モンゴルのことを少しでも知ってもらいたい」というのが彼の思いとのこと。そのお店では揚げパンとモンゴルの土産品などが並びました。押すな押すなの大繁盛でしたよ。
お店は大繁盛
お店は押すな押すな
お店番はウンドス君のほかにI さん、Fさんでした。お疲れさま。

愛岐トンネル6回目?のステージが終わりました。午前と午後、2回の公演でした。
馬頭琴やホーミーのほかモンゴル舞踊も初登場で、多彩な内容にお客さまには大好評だったのではないでしょうか?(自画自賛)。個人的にはドガラさんのモンゴル舞踊を久しぶりに見れたので感激してしまいました。

次回の愛岐トンネルでのコンサートは、11月下旬の秋の公開です。よいステージにするためもっと精進しなくては…。ドガラさんもまた踊ってね。




2015.05.08 Fri l サランモルの活動 l コメント (0) トラックバック (0) l top
2014年11月23日(日)、秋晴れの上天気。
中央線の定光寺駅。普段は静かですが、この日は都会並みの賑わいを見せていました。
駅から300mほど歩くと「愛岐トンネル群秋の特別公開」のゲートがあります。
会場内は豊かな自然の息づく場所で、廃線敷きをたどると、近代化遺産である4つのトンネル群があります。
そこはもう、都会の喧騒を離れた別世界、異空間……。
大勢のお客さまが散策を楽しんでいました。

この愛岐トンネルで、今回もサランモルがレンガ広場コンサートに出演しました。
調べてみたら、2011年11月以来、もう7回連続出演になります。

さっそくレンガ広場の様子をご覧いただきましょう。
まず前日のオープニングから。

アルプホルンがなんと25本も大集結しました。
長野県大桑村、岐阜県美濃加茂市、それに名古屋市のグループによる合奏です。
荘重なアルプホルンの音色が愛岐渓谷に響き渡りました。
アルプホルン

私たちサランモルのステージ風景です。
出演者はウンドス君のほか、サイハンさん、ナランホアラさん、それに私(トシ)の4名。
私も出演者の一人のため、写真は人にお願いして撮影してもらったこの1枚だけです。
20141123サランモル
私たちのプログラムは、ユロル(モンゴルの祝詞によるオープニング)、白鳥、走る馬、ゲゲゲの鬼太郎、水戸黄門のテーマ、荒城の月に寄せて、ホーミー、万馬の轟きなどでした。午前と午後の2回公演出演しました。

レンガ広場はどんなところ? 
愛岐トンネルの会員が7年前、廃線跡の整備を始めたとき、廃線の線路敷きの横に広場のようになった場所があることに気が付きました。春秋の公開の際にミニコンサートをしたり、お客さまが休憩できるスペースを作ろうと地面をならし、ステージになる所にトンネル工事で捨てられたレンガを拾い集めて敷き詰め、出来上がったのがこのレンガ広場、という訳です。

このステージではサランモルのほかにもアマチュアからセミプロまで、いくつかのグループが出演し、お客さまは気楽にコンサートを楽しんでいました。
20141123レンガ広場ライブ風景

レンガ広場から5号トンネルを戻ると、そこはマルシェ(売店)がある広場です。
弁当やおまんじゅう、パン、スィーツ、珍しいモミジサイダーや飲み物のブースがあります。
土日には生ビールやワイン等の店も出ました。ビールをグィッと飲んでいる方があちこちに…。
眼下には玉野川が流れて、対岸の山の紅葉が眺められ、はなはだ気分がよいです。
20141123マルシェ

この「秋の特別公開」で気になるのはやっぱり紅葉ですね。
今年のモミジに色づきは、正直なところイマイチのようです。春から夏にかけて毛虫が大量発生して、モミジの葉がかなり食べられてしまったことが要因のひとつだとか…。
とは言え、会期途中に雨が降り、その雨により色づきがよくなり、かなりにきれいになりました。
すごいカメラを持ってモミジやトンネルを撮影する方の多かったこと。驚くばかりです。

私の撮ったモミジの写真です。これは4号トンネルの中から大モミジを見たところ。
ケーブルテレビが大きな照明を立てて、撮影をしていました。
20111127トンネルから大もみじ

トンネルを抜けると…
20141127大もみじ

こんなものもありました。
子どもさん向けの「登る遊具」。
3歳前じゃないかと思われるようなお嬢ちゃんが手を伸ばして一生懸命遊んでいました。
両手で赤い玉をもって交互に引っ張ると、カブトムシが少しづつ登っていきます。5mほど上まで登ります。
20141127のぼる君と少女

こちらはおサルの登る遊具。ほかにカブトムシ、どらえもんもありました。
20141127お猿

おお、線路敷きの横の擁壁の上に、何か動物が!?
会員の作ったカモシカの木製オブジェでした。ちょっとやせっぽち(笑)
この愛岐トンネルあたりの山にはカモシカもいて、時おり顔をみせて、会員の作業を見守ってくれるのです。
20141127カモシカ


さて、秋の公開は11月30日で9日間の会期が終わりました。
トンネルは喧騒がうそのように静かになりました。
冬籠りまでもう少し、会員による片付けや整備作業が行われます。

この愛岐トンネルに興味を持たれた方、下記の動画をご覧ください。
他の方がUPされたものですが、雰囲気が味わえるかと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=GugEtpzix7o
https://www.youtube.com/watch?v=zc8JKMiLYnE






2014.12.02 Tue l サランモルの活動 l コメント (1) トラックバック (0) l top
『橋の下世界音楽祭』というイベントにサランモルの仲間4人と仲間4人で参加してきました。
5月17日(土)と18日(日)の2日間。会場は愛知県豊田市の豊田スタジアムの近く。
風は強かったのですが、ありがたいことに上天気の2日間でした。

このイベント、またの名を~SOUL BEAT ASIA 2014~と名付けられていて、日本のフォークやポップス、ロック、沖縄音楽から中国雲南省の民族音楽、果てはモンゴル(内モンゴル)の人気ロックグループHANGGAIなど、アジアの民族音楽からロックまで、多数のアーティストが出演。まさに音楽のお祭り!

主催者のチラシです。(縦長です。ちょっと特異なサイズ)
橋の下世界音楽祭2014チラシ

チラシで分かるように入場無料なんです! その心意気、素晴らしい。
多くのボランティアが助っ人に来ることで人件費を節約し、経費は「投げ銭」や屋台の収益・出店料などでまかなうのでしょうか。
一昨年から始まり、年1回開催。今年が3回目とのこと。

しかし何で「橋の下」という名前?
サッカーの豊田スタジアムのすぐ隣に豊田大橋という大きな橋があるのですが、、その橋の下の広~い河原(というか草原)が会場だからなんですね。

では、写真を交えてレポートを。


【1日目】
まず馬頭琴体験コーナーと民族衣装試着コーナーを大急ぎで設営し、サランモルの営業開始です。

さっそく お客さまが来てくださいました。
モンゴル衣装試着の風景

私たちには主催者さんの建てたゲル(遊牧民の移動式住居)を二つ貸していただけました。
このあたりはモンゴルゾーンと名付けられ、まるでモンゴルかと思えるほどの草原で、私たちは大感激。

気分はシルクロードのお姫さま? 
シルクロードのお姫さま

馬頭琴体験風景。多いときは一度に8人くらい面倒をみた(失礼)でしょうか。
子どもさんから年配の方まで、皆さん、初めての馬頭琴に熱心に取り組んでもらえました。
長い人は一人で1時間以上も!
「よい経験になった」、「楽しかった」の言葉には、こちらも嬉しくなりました。
馬頭琴体験

サランモルの仲間の出している屋台。女性2人と男性1人がモンゴル人、もう一人の男性がネパール人です。
ヒツジのラム肉の串焼きが美味しくて安いと大人気。
サランモルの屋台?

おやおや、なぜか近くで紙芝居が始まった。
紙しばいが始まった


午後になるとずいぶん人が多くなりました。
後ろは豊田スタジアム。サッカー開催日は賑わいます。
バックは豊田スタジアム

この写真、”橋の下”の雰囲気が伝わるかな?
メインストリートの賑わい

夕方になり、どんどん人が増えてきました。
メインのゲストのコンサートがいくつか予定されていて、まだまだ会場は盛り上がりそうです。
仲間の多くは今晩この会場のゲルや車に泊まるとのこと。
筆者は”自宅通勤”のため、薄暗くなった道を帰ったのでした。


【2日目】の様子は下記のRead More「続きを読む」でご覧ください。

2014.05.26 Mon l サランモルの活動 l コメント (0) トラックバック (0) l top
サランモルのメンバー2人(Eさんと私トシ)が、石田音人さん(胡弓奏者)を座長とする「おとつむぎネット」一座に参加して、福島・宮城・岩手の被災地を巡る旅に行ってきました。
4泊5日、走行距離 2049kmの長旅でした。少々長くなりますが、その報告です。

 おとつむぎネット
この一座は歌・胡弓・ギタ―・朗読・創作ダンス。手芸その他と多彩なジャンルの人が参加し、最大では19人もの大所帯。その一座に、サランモルの2人(Eさんとわたし)が岐阜県在住のKさん、Hさんと共に参加することになったのです。Kさんの人脈を通しての不思議なご縁に感謝です。石田音人「おとつむぎネット」のサイトはこちら

 やってきたこと
この旅では、各所で8回ほどのミニコンサート(ワークショップも)を開いて被災の方々にご覧いただきました。音楽の演奏やダンス、その他手芸や木工、馬頭琴体験のワークショップなどを通して、被災された方々に元気になっていただけたら…というのが趣旨です。
また、被災者の方たちに「忘れていませんよ、応援していますよ」という気持ちを伝えることも目的のひとつでしょう。じっさいに仮設住宅に上り込んで話をしたり、仮設の集会所に泊まったりで話をする機会がありました。
被災地の様子も何箇所かで見てきました。帰ってからそうしたことを各自の地元などで伝えることも大事な任務かもしれません。

 私たちの見た被災地の現状
福島県、宮城県、岩手県の3県でいくつかの被災地を見てきました。
復興はまず瓦礫の撤去から始まります。その撤去は、見た限りではかなり進んでるように見受けられました。しかし、個人の家や商店、会社やスーパーなどがあった場所には建物の基礎が残り、元気なのは生い茂る雑草ばかり。荒涼とした空間が広がっていました。ところどころで視界を遮るのは、5~10mにもなろうかという瓦礫の山、それに積み上げられた廃車の群れ・・・。
学校や役場など鉄筋コンクリートの建物は、破壊されたまま手つかずで放置されているものが散見されました。地盤が沈下したため排水できず、一面水びたしの所もありました。陸前高田では80cm沈下したとのことですから、再建するとしても地盤のかさ上げも必要で、大変なことです。
復興はやっと始まったばかり。前途は長く厳しく、容易ではないと感じました。行政はもちろんですが、日本人みんながこの被災された方々のことを忘れず、(出来る範囲で)支えあい応援して行きたいものだと感じました。

 石巻で
あの石巻市大川小学校も訪れました。生徒108人中74人が津波にのまれたという学校です。(教職員の方も亡くなりました)。
一座のもの皆、校舎を目の前に言葉もなく立ちつくしました。なぜ子どもたちは死ななければならなかったのか・・・。助かる方法があったのではないか…。そんな思いが残りました。

 陸前高田で
陸前高田市には、鶴亀寿司の阿部さんという方を訊ねての旅でした。仮設団地の集会所や公民館、保育園などでミニコンサートやワークショップをいくつかやらせていただきました。鶴亀寿司さんのお店や仮設団地の集会室で泊めていただきました。寝具は持参の寝袋でした。被災の方たちと直接触れ合う機会もあり、重く貴重な体験の5日間でした。

前置きが長くなってしまいました。
以下、写真や動画を交えて日を追っての報告です。前半と後半に分けます。長くなりそうです。どうぞその覚悟で。


1日目 9月22日 名古屋や可児から福島県田村市へ 【蓮笑庵泊】
9月22日、自宅を6時前に出て高速道路をひた走り、福島県田村市に着いたのは15時過ぎでした。ここで各地からのメンバーの車4台が集結。18人が揃いました。まず、座長の石田さんの計らいで、福島県田村市の都路(みやこじ)という集落を訪れました。
ここは福島第1原発の事故により警戒地域となり、酪農家の牛が餓死したり殺処分されたところです。道路端の牛のいない牛舎を見てKさん、「牛が可哀そう」と早速ハンカチを目にする始末。Kさんの心根の優しさに触れました。(都路は、現在は避難準備区域となり規制が緩和されている)

夕方、蓮笑庵さん関連の「小鳥の森」にて最初のステージです。準備が終わったらもう夜……。暗闇の中、幻想的なコンサートになりました。

開演に先立ち、蓮笑庵の渡辺仁子さんが「蓮笑庵暮らしの学校」開講の挨拶をされました。

多くの方は「蓮笑庵ってなに?」ですよね。民画家(この言葉も聞き慣れない)である故渡辺俊明さんが福島の里山に創り上げた理想郷とでも言ったらよいでしょうか。
詳細は蓮笑庵公式サイトをご覧ください。

小鳥の森のステージ
「おとつむぎネット」の石田音人、いのこ福代、加藤たかまさの皆さんです。息の合った司会で心のあたたかくなる歌を聴かせてくれました。

妖精の踊り
ほの暗い木陰から登場したのは二人の妖精です!。 石田音人さんの胡弓の調べに乗って、こかチちかこさん、ユリアさんのお二人のダンス。不思議な魅力でみるもののココロを捉えました。

終わってからその場で交流会。たき火にあたりながらおむすび、おはぎ、トン汁などを皆でいただきました。
一行は近くの温泉「花の湯」で疲れを落とし、蓮笑庵さんで泊めていただきました。


2日目 9月23日 蓮笑庵から宮城県七ヶ浜町へ。七ヶ浜商店街祭りでコンサートのあと石巻市立門脇小学校と大川小学校を巡り、上品の郷でミニコンサート。 【仙台のビジネスホテル泊】

蓮笑庵にて
朝早く蓮笑庵の中を見て回りました。とにかく建物の中も、戸外も雰囲気が素晴らしい。またゆっくり来てみたいと思わせるところです。
その蓮笑庵の前で記念写真を撮って渡辺仁子さんに見送られ、8時ごろ出発。福島県田村市から宮城県石巻(いしのまき)市に向かいました。石巻まではかなり遠いのです。


七ヶ浜朝市会場風景 七ヶ浜ステージ
石巻市七ヶ浜の朝市会場に着きました。小雨がぱらついていました。
大急ぎで設営して、いざミニコンサート開始♪


仮設商店の方たちが飛び入りで斉太郎節を歌ってくださいました。三味線も合いの手も息ぴったり。 「お礼のつもりで歌います」とおっしゃって下さったのが嬉しかったです。

七ヶ浜のミニコンサートが終わった後、石巻市立門脇小学校と大川小学校へ献花のために向かいました。
石巻市は仙台の東北およそ30kmほどに位置し、東日本大震災で市町村単位で最多の約3800人の死者・不明者を出したところです。

門脇小学校 門脇小学校アップ 
門脇(かどのわき)小学校です。町の中心街に近い同小は全校生徒300人ほど。津波に襲われた後さらに火災の追い討ちを受け、焼けてしまいました。
生徒や職員は地震のあとにすぐ裏の高台に避難し、下校していた生徒のうち7人が死亡した以外、学校にいた約240人に被害は出なかったとのことです。火災で燃えた跡が痛々しいとしか言いようがありません。
門脇小学校の被災時の状況はこちらに詳しいです。


大川小学校
大川小学校へ来ました。大川小学校は石巻の市街地から10kmほど東の、山と川(新北上川)に囲まれたのどかな集落の中にありました。いまは周りの家々も全部流され、荒地の中に学校が残っているだけです。静かです。風の音と時おり車の音が聞こえるだけ。108人中74人もの子どもたちが津波に流されたとは信じられないほどです。「子どもたちの魂が安らかでありますように」と祈りました。

大川小学校遠景
校舎の南には低い山(いわゆる裏山)が迫っています。なぜこの山に逃げなかったのか。新北上川の堤防の脇に位置していて、河口から4kmも上流あるため津波への緊迫感が低かったとか、この学校自体が地域の避難場所に指定されていたとかの理由があるようです。しかし地球が壊れるのかと思わせるほどの尋常でない大地震でした。校庭に集結していた時に上級生の子から「山に逃げたほうがよいのでは?」と先生に提案したとか、お母さんが先生に「山に避難させて下さい」と詰め寄ったという情報を聞くと、やっぱり子どもたちはほんとは死なずにすんだのでは?、と思わずにいられませんでした。

石巻市の津波の状況はこちらも参考になります。


重い気持ちを抱いて道の駅「上品の郷」に到着しました。(じょうぼんのさと と読みます)

上品の郷遠景
ここ「上品の郷」は素晴らしく大きな道の駅です。地場産品のお店、レストラン、コンビニ、温泉が併設されています。
ここのレストランで30分間のステージを2回公演です。


0923-2192joubon.jpg
上品の郷のレストランの様子。多彩なバイキング料理がお値打ちで人気なのだとか。

2回ステージを務めたあと、レストランでおいしいバイキング料理をいただき、温泉に入って今夜の宿(仙台市のビジネスホテル)に向かったのでした。

3日目以降の記事は下の「Read More」をクリックすると表示されます。


2012.10.02 Tue l サランモルの活動 l コメント (0) トラックバック (0) l top
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