『橋の下世界音楽祭』というイベントにサランモルの仲間4人と仲間4人で参加してきました。
5月17日(土)と18日(日)の2日間。会場は愛知県豊田市の豊田スタジアムの近く。
風は強かったのですが、ありがたいことに上天気の2日間でした。
このイベント、またの名を~SOUL BEAT ASIA 2014~と名付けられていて、日本のフォークやポップス、ロック、沖縄音楽から中国雲南省の民族音楽、果てはモンゴル(内モンゴル)の人気ロックグループHANGGAIなど、アジアの民族音楽からロックまで、多数のアーティストが出演。まさに音楽のお祭り!
主催者のチラシです。(縦長です。ちょっと特異なサイズ)

チラシで分かるように入場無料なんです! その心意気、素晴らしい。
多くのボランティアが助っ人に来ることで人件費を節約し、経費は「投げ銭」や屋台の収益・出店料などでまかなうのでしょうか。
一昨年から始まり、年1回開催。今年が3回目とのこと。
しかし何で「橋の下」という名前?
サッカーの豊田スタジアムのすぐ隣に豊田大橋という大きな橋があるのですが、、その橋の下の広~い河原(というか草原)が会場だからなんですね。
では、写真を交えてレポートを。
【1日目】
まず馬頭琴体験コーナーと民族衣装試着コーナーを大急ぎで設営し、サランモルの営業開始です。
さっそく お客さまが来てくださいました。

私たちには主催者さんの建てたゲル(遊牧民の移動式住居)を二つ貸していただけました。
このあたりはモンゴルゾーンと名付けられ、まるでモンゴルかと思えるほどの草原で、私たちは大感激。
気分はシルクロードのお姫さま?

馬頭琴体験風景。多いときは一度に8人くらい面倒をみた(失礼)でしょうか。
子どもさんから年配の方まで、皆さん、初めての馬頭琴に熱心に取り組んでもらえました。
長い人は一人で1時間以上も!
「よい経験になった」、「楽しかった」の言葉には、こちらも嬉しくなりました。

サランモルの仲間の出している屋台。女性2人と男性1人がモンゴル人、もう一人の男性がネパール人です。
ヒツジのラム肉の串焼きが美味しくて安いと大人気。

おやおや、なぜか近くで紙芝居が始まった。

午後になるとずいぶん人が多くなりました。
後ろは豊田スタジアム。サッカー開催日は賑わいます。

この写真、”橋の下”の雰囲気が伝わるかな?

夕方になり、どんどん人が増えてきました。
メインのゲストのコンサートがいくつか予定されていて、まだまだ会場は盛り上がりそうです。
仲間の多くは今晩この会場のゲルや車に泊まるとのこと。
筆者は”自宅通勤”のため、薄暗くなった道を帰ったのでした。
【2日目】の様子は下記のRead More「続きを読む」でご覧ください。
5月17日(土)と18日(日)の2日間。会場は愛知県豊田市の豊田スタジアムの近く。
風は強かったのですが、ありがたいことに上天気の2日間でした。
このイベント、またの名を~SOUL BEAT ASIA 2014~と名付けられていて、日本のフォークやポップス、ロック、沖縄音楽から中国雲南省の民族音楽、果てはモンゴル(内モンゴル)の人気ロックグループHANGGAIなど、アジアの民族音楽からロックまで、多数のアーティストが出演。まさに音楽のお祭り!
主催者のチラシです。(縦長です。ちょっと特異なサイズ)

チラシで分かるように入場無料なんです! その心意気、素晴らしい。
多くのボランティアが助っ人に来ることで人件費を節約し、経費は「投げ銭」や屋台の収益・出店料などでまかなうのでしょうか。
一昨年から始まり、年1回開催。今年が3回目とのこと。
しかし何で「橋の下」という名前?
サッカーの豊田スタジアムのすぐ隣に豊田大橋という大きな橋があるのですが、、その橋の下の広~い河原(というか草原)が会場だからなんですね。
では、写真を交えてレポートを。
【1日目】
まず馬頭琴体験コーナーと民族衣装試着コーナーを大急ぎで設営し、サランモルの営業開始です。
さっそく お客さまが来てくださいました。

私たちには主催者さんの建てたゲル(遊牧民の移動式住居)を二つ貸していただけました。
このあたりはモンゴルゾーンと名付けられ、まるでモンゴルかと思えるほどの草原で、私たちは大感激。
気分はシルクロードのお姫さま?

馬頭琴体験風景。多いときは一度に8人くらい面倒をみた(失礼)でしょうか。
子どもさんから年配の方まで、皆さん、初めての馬頭琴に熱心に取り組んでもらえました。
長い人は一人で1時間以上も!
「よい経験になった」、「楽しかった」の言葉には、こちらも嬉しくなりました。

サランモルの仲間の出している屋台。女性2人と男性1人がモンゴル人、もう一人の男性がネパール人です。
ヒツジのラム肉の串焼きが美味しくて安いと大人気。

おやおや、なぜか近くで紙芝居が始まった。

午後になるとずいぶん人が多くなりました。
後ろは豊田スタジアム。サッカー開催日は賑わいます。

この写真、”橋の下”の雰囲気が伝わるかな?

夕方になり、どんどん人が増えてきました。
メインのゲストのコンサートがいくつか予定されていて、まだまだ会場は盛り上がりそうです。
仲間の多くは今晩この会場のゲルや車に泊まるとのこと。
筆者は”自宅通勤”のため、薄暗くなった道を帰ったのでした。
【2日目】の様子は下記のRead More「続きを読む」でご覧ください。
【2日目】
きょうも良い天気。初夏の日差しが照りつけます。
ゲルで泊まったNさん、寒いのと犬が吠える声で寝不足とか。
準備をしていたら、目の前の草原ステージでいきなりヨガ教室…。
左上にみえるのは豊田大橋。
ちなみに、メーンステージやサブステージ、それに江戸時代を思わせる屋台の街などは、もう少し左手、この橋の下にある。

私たちサランモルのミッションは馬頭琴体験コーナーとモンゴル衣装の試着、それに2日目はステージでの「モンゴル体験」コンサートです。
12時前、いよいよ草原ステージで私たちのコンサート開始。お客さまも大勢集まってくれました。左のトラックは太陽発電の電源車です。草原にたくさんのソーラーパネルが並べられ、会場で使う電気をすべてまかなうのだそうです。

サランモル4人でまず3曲ほど演奏し、そのあとモンゴルの踊り・安代舞をお客さまも一緒に。

次に私たちのエースであるウンドスさんのソロ演奏。馬頭琴とホーミーでお客さんのこころをつかんじゃいました。
そうそう、ハンガイ(内モンゴルのロックバンド)のアーティストがひとり、このステージになだれ込んで(笑)、楽しい一幕もありましたよ。
草原ステージでのウンドスさん。


お客さまにいきなり馬頭琴を弾かせようという馬頭琴体験も盛り上がりました。(「走る馬」による馬頭琴体験)
さて、このイベントの会場は、かなり広いですが、日曜日とあって、都会の繁華街並みの人出となりました。
会場風景をもっと撮影したかったのですが、なにせ忙しくてヒマがありませんでした。少しだけ写真を。


メインステージはこんなところ。ロックバンドなどのライブが多数あったようです。

2日目の賑わいは夜遅くなっても衰えず、家が遠い私は大急ぎで片付けをして、8時半ごろ家路についたのでした。
さてこのイベントですが、「タートルアイランド」というバンドのグループと「火つけ”ぬ”組」というグループとが仕掛け人でボランティアなどを大勢巻き込んで採算度外視で開催していると聞きます。
とにかくスケールがでかい。
またお客さまにとにかく楽しんででもらおう、ついでに自分たちも楽しんじゃお、という気持ちがあふれています。
会場にはステージが3つもあって何か催しをやっているし、屋台が軒を並べる通りが幾筋もある。
あちこちで火消しの半纏(はんてん)を着た「いなせ」なお兄さんやお姐さんが歩いていて、まるで江戸時代の街並みにタイムスリップした気分。芝居小屋風のステージではコマ回しの曲芸。どこからか和太鼓や木遣り歌が…。
ちんどん屋がにぎやかに練り歩くかと思えば、昔懐かしい紙芝居が始まる。
なぜか作ってある土俵では、上半身裸でタトゥーの西洋人とモンゴル人が相撲を取り、勝ったモンゴル人が両手を広げ、勝利の踊り…。
混沌というか、ごった煮というか、不思議なエネルギーに満ち溢れた、まさに非日常空間……。
和洋と古今と東西が混ざり合い、喧騒と熱気があふれ、そして自分の価値観までもがぐらついて、もう目まいがしそう。……自分が、常識にとらわれた頭のかたい人間であることを思い知らされました。
しかし、ココロがわくわくして、何とも楽しい、不思議な催しでもありました。
みんなの感想は「また来年も参加したい」で一致!! (主催者からお声がかかれば、ですが)。
ところで、主催者さん、収支決算、だいじょうぶでしたか? 大赤字になりませんでしたか?
来年はボランティアとして少しでもお手伝いしますよ~。
きょうも良い天気。初夏の日差しが照りつけます。
ゲルで泊まったNさん、寒いのと犬が吠える声で寝不足とか。
準備をしていたら、目の前の草原ステージでいきなりヨガ教室…。
左上にみえるのは豊田大橋。
ちなみに、メーンステージやサブステージ、それに江戸時代を思わせる屋台の街などは、もう少し左手、この橋の下にある。

私たちサランモルのミッションは馬頭琴体験コーナーとモンゴル衣装の試着、それに2日目はステージでの「モンゴル体験」コンサートです。
12時前、いよいよ草原ステージで私たちのコンサート開始。お客さまも大勢集まってくれました。左のトラックは太陽発電の電源車です。草原にたくさんのソーラーパネルが並べられ、会場で使う電気をすべてまかなうのだそうです。

サランモル4人でまず3曲ほど演奏し、そのあとモンゴルの踊り・安代舞をお客さまも一緒に。

次に私たちのエースであるウンドスさんのソロ演奏。馬頭琴とホーミーでお客さんのこころをつかんじゃいました。
そうそう、ハンガイ(内モンゴルのロックバンド)のアーティストがひとり、このステージになだれ込んで(笑)、楽しい一幕もありましたよ。
草原ステージでのウンドスさん。


お客さまにいきなり馬頭琴を弾かせようという馬頭琴体験も盛り上がりました。(「走る馬」による馬頭琴体験)
さて、このイベントの会場は、かなり広いですが、日曜日とあって、都会の繁華街並みの人出となりました。
会場風景をもっと撮影したかったのですが、なにせ忙しくてヒマがありませんでした。少しだけ写真を。


メインステージはこんなところ。ロックバンドなどのライブが多数あったようです。

2日目の賑わいは夜遅くなっても衰えず、家が遠い私は大急ぎで片付けをして、8時半ごろ家路についたのでした。
さてこのイベントですが、「タートルアイランド」というバンドのグループと「火つけ”ぬ”組」というグループとが仕掛け人でボランティアなどを大勢巻き込んで採算度外視で開催していると聞きます。
とにかくスケールがでかい。
またお客さまにとにかく楽しんででもらおう、ついでに自分たちも楽しんじゃお、という気持ちがあふれています。
会場にはステージが3つもあって何か催しをやっているし、屋台が軒を並べる通りが幾筋もある。
あちこちで火消しの半纏(はんてん)を着た「いなせ」なお兄さんやお姐さんが歩いていて、まるで江戸時代の街並みにタイムスリップした気分。芝居小屋風のステージではコマ回しの曲芸。どこからか和太鼓や木遣り歌が…。
ちんどん屋がにぎやかに練り歩くかと思えば、昔懐かしい紙芝居が始まる。
なぜか作ってある土俵では、上半身裸でタトゥーの西洋人とモンゴル人が相撲を取り、勝ったモンゴル人が両手を広げ、勝利の踊り…。
混沌というか、ごった煮というか、不思議なエネルギーに満ち溢れた、まさに非日常空間……。
和洋と古今と東西が混ざり合い、喧騒と熱気があふれ、そして自分の価値観までもがぐらついて、もう目まいがしそう。……自分が、常識にとらわれた頭のかたい人間であることを思い知らされました。
しかし、ココロがわくわくして、何とも楽しい、不思議な催しでもありました。
みんなの感想は「また来年も参加したい」で一致!! (主催者からお声がかかれば、ですが)。
ところで、主催者さん、収支決算、だいじょうぶでしたか? 大赤字になりませんでしたか?
来年はボランティアとして少しでもお手伝いしますよ~。
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