3月11日に発生した東日本大震災・・・
テレビの画面で流れる津波の映像や被災地の惨状には、ただただ息をのみ、言葉をなくしました。 命は無事であっても、多くの方が肉親を失い、家や家財、車が流され、仕事を失いました。一か月たった現在も避難所で不自由な暮らしを強いられています。そして、原発事故はまだまだ予断を許さない状況が・・・。
そんなこと、言われなくても知っている!ですって?
失礼しました(^_^;)
でも、ほんとうに心の痛む毎日です。
夕暮れせまるオアシス21
そんななか、ここ名古屋の若い音楽家仲間が少しでも被災された方々のチカラになりたいと立ち上がりました。
音楽家のできること、それは、音楽です。音楽の持つ「チカラ」で ヒトのこころに訴えることです。
名古屋の若い音楽家たち
遠い名古屋ではあるけれど、会場の、あるいは通りがかりの皆さんに音楽を聴いていただくことで、被災地の方々に思いを寄せ、気持ちだけでも寄り添おう・・・
そして音楽のチカラで義援金を募って被災地に送ろう・・・
そんな思いで、震災発生のちょうど1カ月目の4月11日にチャリティーコンサートを開催することになりました。
私たちサランモルのよき友人、中国・内モンゴル自治区出身のテノール歌手、包金鐘(ポォジンゾン)さん(※)もその一人だったので、応援と募金を兼ねて取材してきたという訳です。
サランモルの大事な友だち ポォジンゾンさん※
いつもながらすばらしい歌声でした。
いつもながらすばらしい歌声でした。
会場は名古屋・栄のオアシス21。
【東日本大震災復興チャリティーコンサート ~音楽にできること~】と名付けられたこのコンサート。
歌(3人)、バイオリン(2人)、オカリナ&龍笛、キーボード弾き語り、ピアノなどなど、異色の組み合わせのアーティストが集まって、多彩な内容。それはそれは楽しそうな雰囲気でした。
【東日本大震災復興チャリティーコンサート ~音楽にできること~】と名付けられたこのコンサート。
歌(3人)、バイオリン(2人)、オカリナ&龍笛、キーボード弾き語り、ピアノなどなど、異色の組み合わせのアーティストが集まって、多彩な内容。それはそれは楽しそうな雰囲気でした。
モンゴルの王様や、ハッとするような衣装のバイオリニストさん、かと思えば江戸時代の甲冑姿の武士が登場したりで、目でも楽しめました。

伊藤実知子さん 「リベルタンゴ」の演奏シーン。
妻い風が吹いてました。伊藤さん、カゼ大丈夫でしたか?(^^ゞ

ナゾの武将 倉野宏道さん
手作りのヨロイカブトで、オカリナと龍笛を演奏

篠崎ゆかりさん 素晴らしい歌声でした。
歌手であり、今回主催した音楽事務所の代表でもあります♪

岡野裕子さん 「ロスマリン」「エトピリカ」などを演奏
大矢たけはるさん シンガーソングライター
今回のチャリティーコンサートの模様を短いダイジェストビデオにまとめました。
お楽しみください。
お楽しみください。
なお、義援金ですが、8万円を超える心温まる募金が寄せられたようです。
通り過ぎてから気がつかれ、わざわざ戻ってきて募金箱にお金を入れてくださる方がいたりで、募金箱を持ったボランティアスタッフも感激の面持ちでした。
さて、名古屋の若い音楽仲間たちの思い、被災された皆さま方に届いたでしょうか?
あとは一日も早く復興に取り掛かり、せめて仮設住宅ででも早く入居できて平穏に暮らせる日が来ることを願っております。そして被災地に元気と笑顔と賑わいの戻る日が早いことを願うばかりです。
※ 包金鐘さんの名前ですが、彼自身は,最近は自分の名前を「ボォジンゾン」、あるいはモンゴル名で「アルトホング」と称しているようです。外国の名前を日本語で表記するのはむつかしいんですね。
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