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第2回 飛騨古川アジア音楽フェア
飛騨市文化交流センター  スピリットガーデンホール (岐阜県飛騨市) 
  2008年3月20日(春分の日)18:00開場 18:30開演
  出演:リポー/馬頭琴
      チェン・ミン/二胡
      若林美智子/胡弓

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2008年3月20日、あちこちで花だよりが聞かれるというのに、飛騨古川の駅前にはそこかしこに雪が残っていました。
でもその夜、会場のスピリットガーデンホールは、外の寒さもなんのその。熱気に包まれました。

このコンサートでは、日本、中国、それにモンゴルを代表する3人の「絃」の演奏家が勢ぞろいしたのです。

中国の絃「二胡」はチェンミンさん。
日本の絃「胡弓」の若林美智子さん。
そしてモンゴルを代表する楽器・馬頭琴のリポー

この3人が競演し、アジアの絃の魅力を余すところなく表現してくれたのでした。
もうひとつ特筆すべきことは…
今回のコンサートに向けて飛騨市の地元小学生で合唱団が作られ、『スーホの白い馬』の歌をステージで披露してくれたことです。

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この音楽フェアのために結成された児童合唱団


特訓に耐えて晴れのステージを迎えた45名の子供さんたちが「スーホの白い馬」を歌ってくれました。その歌声はじつに素晴らしいものでした。お客様の拍手はいつまでも鳴り止みませんでした。

内緒話ですが、リハーサルの時には、歌いながら涙をぬぐう子供さんもいました。リポーも感動して「素晴らしかった、もう涙が出そうだった」と申しておりました。

リポー作曲の「スーホの白い馬」の歌が素晴らしい曲ということもありますが(我田引水・自画自賛(^^;)、飛騨の子供さんたちが、心根が優しくて感性豊かであることを物語っているようにも感じました。


お客様はかわいい子どもたち(多くは知り合いの?)の歌声に耳を傾け、プロ奏者の絃の音色に酔い、響きを堪能されたことと思います。
3人のアーティストのトークも冴えて、コンサートは結局3時間にもなりました。(おかげで、取材の私は、夜9時すぎの最終列車に乗り遅れそうになり、アンコールも見ないでホールを飛び出した始末でした)

0803hurukawa.jpg

写真はリハーサルを終えて、ちょっと一息して撮ったものです。
左が胡弓の若林美智子さん。右が二胡のチェンミンさん。どちらも、一芸に秀でた方。やはり魅力的な方ばかりでした。


さて、リポーですが、この音楽フェアの後、いくつかのコンサートの予定をこなして、またシアトルのワシントン大学に戻って行きました。
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2010.02.27 Sat l リボーの馬頭琴コンサート l コメント (0) トラックバック (0) l top

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