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3月8日日曜日、恵那市岩村町で「ほほえみをあなたに」のコンサートが開催されました。
そのチラシです。(画像をクリックすると拡大表示)
岩村コンサートチラシおもて岩村コンサートチラシうら

私Tが徹底取材してきました。
行かれなかった方でも行った気になれる、詳細レポートを3回に分けてお届けします。
では、【その1】リハーサルと第一部からどうぞ。

3月8日、まずまずの天気。ここ恵那市岩村の町は、城下町の風情を楽しむ人でにぎわっていました。
古い街並みの家の店先をのぞいたり、買い物を楽しんだり…。
岩村では町を挙げてひな祭りが行われ、家々にはお雛様が飾られて、窓越しに楽しむことができるのです。下はひなまつりのチラシです。今日のコンサートのこともチラシに載っていました。
岩村ひなまつりチラシ おもて岩村ひなまつり 裏
岩村町の観光サイト「ほっといわむら」はこちら

ひな祭りをゆっくり見たかったのですが、泣く泣くコンサート会場の「岩村コミュニティーセンター」へ。
岩村コミュニティーセンター

このホールにも段飾りのお雛さまが飾られ、そこだけもう春色に染まっているかのようでした。
ガラス越しに見るお雛さま
おひなさま

■ リハーサル
リハーサルが始まりました。中央はポウジンゾンさん(テノール)とリボーさんです。
リハが始まった。

リハーサル風景。念入りに打ち合わせします。
左から山元哉司子さん(MCと語り)、NORIKOさん(歌)、リボーさん、海老原真二さん(シンセサイザー)
多幸詩さん、NORIKOさん、海老原さんと

リハーサル途中のクリスチャンさん(ピアノ)。
下から手を伸ばしているのはポウジンゾンさん(テノール)です。仲のよい二人のこと。きっとふざけあっているのでしょう(笑)。
ちなみに、クリスチャンさん(ドラゴス・クリスティァン・アガピエ)はルーマニア出身のピアニストです。
ピアノのクリスチャン


■いよいよ開場!
開場とともにお客さまがぞくぞくと集まっていらっしゃいました。ありがたいことです。
開場して間もなく、ほとんど満席となったため、一斎塾のボランティアの方たちは椅子の追加に大忙しでした。私もお手伝いしました。(汗)
開場してお客さまが続々と
こんなあでやかなお客さまも。
こんなお客さまもいらっしゃいました。さすが城下町!?
子どもたちも大勢来てくれました。
子どもたちも大勢来てくれました。

本番が始まりました。
引き続き【その2】をご覧ください。









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2015.03.12 Thu l リボーの馬頭琴コンサート l コメント (0) トラックバック (0) l top
■コンサート本番
いよいよ本番。第一部が始まりました。
まず主催者である「いわむら一斎塾」の理事長さんと恵那市長さんのご挨拶です。
一斎塾の会長さまご挨拶恵那市長殿ご挨拶

リボーさんの馬頭琴とウンドスさんのホーミーでオープニング。
続いてポウジンゾンさんが「草原の太陽」を朗々と歌い上げます。


「草原情歌」です。 
中国青海省の民謡を元に作られた歌で、日本でもよく知られています。昭和30年代の歌声喫茶ではトップ10に入るほど歌われた歌だとか。


「ほほえみをあなたに」 
羽谷久美子作詞、ポウジンゾン作曲による子どもたち若ものたちへの応援歌です。「自由に空を飛べるはず」「愛する人に出会うはず」と若ものたちを励まします。


叙事曲「スーホの白い馬」  
山元哉司子さんの語りと、作曲者であるリボーさんの馬頭琴とでお聞きいただきます。


「荒城の月によせて」  
日本の名曲をリボーさんがアレンジしました。


佐藤一斎の著書「言志四録」からの言葉の朗読です。
言志四録の中から珠玉の言葉を選び、山元哉司子さんが朗読します。リボーさんが自作の「命の祈り」で伴奏します。

美濃岩村藩出身で、幕末の日本の歩みに大きな影響を残した偉大な儒学者、佐藤一斎。彼の業績をたたえ、彼の教えを現代に生かすために、彼の著書「言志四録」を学ぶ活動が盛んです。今回のコンサートもその活動の一つとして開催させていただくことになったのです。

ここでリボーさんのあいさつ。 
アメリカやカナダでの活躍が長くなり英語もペラペラ?のリボーさんですが、日本語も覚えてくれているかな?


リボー作曲「スーホの白い馬」の合唱
恵那市の小学生の皆さん20人近くがステージに上がり、元気に合唱してくれました。
(この歌の前に、ステージの子どもたちによる「まんまるオーケストラ」の合唱があったのですが、録画ミスでUPできませんでした。ごめんなさい)。


これで「ほほえみをあなたに」コンサートの第一部が終わりました。10分の休憩のあと、第2部です。
続きは取材記【その3】をご覧ください。


2015.03.11 Wed l リボーの馬頭琴コンサート l コメント (0) トラックバック (0) l top
恵那市岩村コミュニティーセンターでのコンサート。第二部は「いわむら一斎塾」が佐藤一斎の業績を顕彰するために作られたアニメーション「おじいちゃんとぼく 第一話」の上映です。

著作権の関係もあり、残念ながらここでは公開できません。でも、ほのぼのとして、しかし考えさせられるところのある、とてもよいアニメだったということだけ申し上げておきましょう。
今回上映されたのは第一話です。以降の制作が待たれます。
こちらのサイト(アニメ製作会社)でプロモーション映像が見られます。ご覧ください。こちら

■第三部
第三部、最後のステージです。
再び、リボーさんとポウジンゾンさんがメインのステージです。

「誰も寝てはならぬ」 (プッチーニ作曲 歌劇「トゥーランドット」より)
テノールのための有名なアリアです。伴奏はクリスチャンさん。ポウさんと息ピッタリです。


G線上のアリア
J.S.Bachの作曲によるヴァイオリンの名曲です。G線と呼ばれる1本の弦だけで弾くことで知られています。
その曲をリボーさんが馬頭琴で弾きます。


チャルダッシュ
さあ、コンサートの最後の曲となりました。モンティ作曲のチャルダッシュ(チャールダーシュ)です。
このヴァイオリン向けの曲を馬頭琴で弾くのは実は大変なことのようですよ。


コンサートが終わりました。
長い長い取材記にお付き合いいただいて、ありがとうごさいました。
コンサートを見に行った、という気分になっていただけましたか。

このコンサートの取材に協力いただいたYさん撮影の写真でスライドショーを作りました。ご覧ください。

スライドショー最後の写真は出演者と一斎塾など関係の方との記念撮影です。こんなにも大勢の地元の方が協力して下さったのですね。佐藤一斎に寄せる思いが伝わってくるようです。

最後に岩村観光のおすすめです。
岩村はとても風情のある城下町です。趣きのある古い家並みが続いていて、なぜか懐かしさがこみ上げます。
町から少し抜けると、「農村景観日本一」ともいわれるゆったりした農村風景が広がっています。ぜひ一度お出かけください。できれば明智鉄道に乗って!


2015.03.11 Wed l 未分類 l コメント (0) トラックバック (0) l top