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岩手県大槌町(おおつちちょう)へ行ってきました。
鉄の街・釜石から海岸線を北へ行ったところにある海辺の町です。
岐阜県が募集した「災害ボランティア隊」に応募して、
30名の隊員のひとりとして、現地でほんの少しだけ
お手伝いしてきました。

岐阜からバスで13時間余り。
花巻の宿から現地に2日間通った(被災地には宿が確保できないため)のですが、
雨がふったりで、文字通りほんの少しだけしかお手伝いできませんでした。
よく「微力ながら」といいますが、ほんとに微力で、もっとやりたいのにと歯痒い思いばかりが残りました。


バスの車窓からデジカメで動画や写真を写し、みじかい動画に
まとめてYou Tubeにアップしました。

ご覧ください。



被災地のほんの一部の映像ですが、被害の甚大さがわかっていただけると思います。
ノー天気オヤジの私ですが、胸がつぶれる思いがしました。
「興味本位で写しているんではないです。ごめんなさい」と謝りつつ、カメラを向けました。

復興には長い期間と莫大な費用がかかるでしょう。
今こそ、日本人の叡智と忍耐と絆が求められているときです。

でも日本人は太平洋戦争の戦後の難局を乗り越えてきました。
5年後?、10年後?、あるいは20年?!
いつかきっと笑いあえる日が来ることを信じたいです。

日本人の多くは、被災地から遠く、福島原発からも離れて、とくに不自由なく暮らしています。
私もその一人です。申し訳ない気がしています。
被災地の方々のこころに寄り添い、いつまでも忘れず応援したいものです。

負けるな 東北! 頑張ろう 日本!
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2011.04.27 Wed l ボランティア l コメント (0) トラックバック (0) l top
4月11日の「東日本大震災復興チャリティーコンサート」のレポート続報です。

ボォジンゾンさんの歌声をフルコーラスで聴きたい・見たいという要望をいただきました。
それにお応えして載せちゃいましょう。


千の風になって
このたびの大震災の被害にあわれた方を思ってボォジンゾンさんが心をこめて歌います。



~神さまの郷~神の住むモンゴルのふるさとをしのび、切々と歌い上げます。ボォジンゾンさんがモンゴル語で歌っています。


いつもながらの歌声に、客席からは大きな拍手が寄せられました。

そのほか、おなじみ『誰も寝てはならぬ』も歌ってくれたのですが、カメラの不調で撮影できませんでした。
ボォさん、ごめんね。



最後に、コンサート終了後の記念写真を・・・。
出演者とスタッフ、募金ボランティア、それにお客さま?の皆さんです。
寒い中、本当にお疲れさまでした。
画像クリックで拡大します。
オアシス21 記念撮影


(取材の私ですが、じつは余りの寒さで体調が悪くなり、やむなく早めに帰宅してしまいました。皆さん、ごめんなさい。この記念写真は主催の「篠崎ゆかり音楽事務所」さんのサイトからお借りしました。)
2011.04.15 Fri l モンゴルの仲間たち l コメント (0) トラックバック (0) l top
3月11日に発生した東日本大震災・・・
テレビの画面で流れる津波の映像や被災地の惨状には、ただただ息をのみ、言葉をなくしました。

命は無事であっても、多くの方が肉親を失い、家や家財、車が流され、仕事を失いました。一か月たった現在も避難所で不自由な暮らしを強いられています。そして、原発事故はまだまだ予断を許さない状況が・・・。

そんなこと、言われなくても知っている!ですって?

失礼しました(^_^;)  
でも、ほんとうに心の痛む毎日です。

オアシス21
夕暮れせまるオアシス21

そんななか、ここ名古屋の若い音楽家仲間が少しでも被災された方々のチカラになりたいと立ち上がりました。
音楽家のできること、それは、音楽です。音楽の持つ「チカラ」で ヒトのこころに訴えることです。

DSCF0242.jpg
名古屋の若い音楽家たち


遠い名古屋ではあるけれど、会場の、あるいは通りがかりの皆さんに音楽を聴いていただくことで、被災地の方々に思いを寄せ、気持ちだけでも寄り添おう・・・
そして音楽のチカラで義援金を募って被災地に送ろう・・・

そんな思いで、震災発生のちょうど1カ月目の4月11日にチャリティーコンサートを開催することになりました。

私たちサランモルのよき友人、中国・内モンゴル自治区出身のテノール歌手、包金鐘(ポォジンゾン)さん(※)もその一人だったので、応援と募金を兼ねて取材してきたという訳です。

オアシス21

サランモルの大事な友だち ポォジンゾンさん
 いつもながらすばらしい歌声でした。


会場は名古屋・栄のオアシス21。
【東日本大震災復興チャリティーコンサート ~音楽にできること~】と名付けられたこのコンサート。

歌(3人)、バイオリン(2人)、オカリナ&龍笛、キーボード弾き語り、ピアノなどなど、異色の組み合わせのアーティストが集まって、多彩な内容。それはそれは楽しそうな雰囲気でした。

モンゴルの王様や、ハッとするような衣装のバイオリニストさん、かと思えば江戸時代の甲冑姿の武士が登場したりで、目でも楽しめました。


オアシス21 
伊藤実知子さん  「リベルタンゴ」の演奏シーン。
妻い風が吹いてました。伊藤さん、カゼ大丈夫でしたか?(^^ゞ

オアシス21 
ナゾの武将 倉野宏道さん
手作りのヨロイカブトで、オカリナと龍笛を演奏 
  

 DSCF0254.jpg
篠崎ゆかりさん  素晴らしい歌声でした。
歌手であり、今回主催した音楽事務所の代表でもあります♪

オアシス21 
岡野裕子さん  「ロスマリン」「エトピリカ」などを演奏
 
オアシス21 
中野嘉章さん   この方の歌声も素晴らしいかった♪

DSCF0257.jpg
大矢たけはるさん シンガーソングライター

今回のチャリティーコンサートの模様を短いダイジェストビデオにまとめました。
お楽しみください。



なお、義援金ですが、8万円を超える心温まる募金が寄せられたようです。
通り過ぎてから気がつかれ、わざわざ戻ってきて募金箱にお金を入れてくださる方がいたりで、募金箱を持ったボランティアスタッフも感激の面持ちでした。


さて、名古屋の若い音楽仲間たちの思い、被災された皆さま方に届いたでしょうか?

あとは一日も早く復興に取り掛かり、せめて仮設住宅ででも早く入居できて平穏に暮らせる日が来ることを願っております。そして被災地に元気と笑顔と賑わいの戻る日が早いことを願うばかりです。


 包金鐘さんの名前ですが、彼自身は,最近は自分の名前を「ボォジンゾン」、あるいはモンゴル名で「アルトホング」と称しているようです。外国の名前を日本語で表記するのはむつかしいんですね。

2011.04.13 Wed l 未分類 l コメント (0) トラックバック (0) l top