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2015年6月18日 あの宗次ホールで、ポウジンゾンさん(テノール)、ウンドスさん(馬頭琴・ホーミー)、クリスティアンさん(ピアノ)のコンサートが行われました。タイトルは~大草原にこだまするモンゴルの響き~です。
2015.6.18宗次ホールコンサートチラシ



開場して間もなくの客席とステージです。2階の客席から撮影してみました。
こじんまりしたこのホール、ステージと客席が近いこととオーナーのこだわりもあって、音の良いことで評判のホールなのです。
宗次ホールのステージ


さて、今回はカメラ取材できる許可をいただいていないので、申し訳ありませんが、本番中の写真はありません。あしからず。
そんな訳で、いきなり終演後のホワイエの風景です。あ、本番が素晴らしい演奏だったことは言うまでもありません。
2015.6.18.終演後のホワイエ 1
2015.6.18 終演後のホワイエ2
ウンドスさんほか

このあとは、出演者とご希望のお客様とで打ち上げです。
会場は、おなじみ、ホールから歩いて1分モンゴル料理店「シンキロー」 です。
モンゴル衣装を着て、自己紹介、歌、馬頭琴などなど。30名あまりのお客様で楽しく過ごし、あっという間に時間が来てしまいました。
打ち上げ風景2
打ち上げ風景1





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2015.06.29 Mon l モンゴルの仲間たち l コメント (0) トラックバック (0) l top
サランモルの頼もしい仲間でもあるウンドス君、馬頭琴とホーミーでプロ演奏家の道を歩き始めています。
その彼がゲスト出演するコンサートがありますので、ご紹介します。

コンサートチラシ

●おしゃべりクラシック アスハレ
  ~クラシック音楽から民族音楽までの共演~

 ・会場:中村文化小劇場 
  (名古屋市中村区中村町字茶ノ木25 電話052-411-4565)
 ・日時:2014年11月19日(水) 13:00開場 13:30開演
 ・入場料:全自由席 1.000円

ウンドス君のプロフィール部分を拡大してみましょう。
ウンドス君の部分拡大

ご都合のよい方、ぜひぜひお出かけください。


2014.11.01 Sat l モンゴルの仲間たち l コメント (0) トラックバック (0) l top
私たちサランモルの大事な友人のひとり、ドガラさん。……内モンゴル出身の男性モンゴル舞踊家です。
いまは愛知県で暮らしています。

10月下旬のある日、そのドガラさんから、「新疆ウイグルからお客さんが来日するので一緒にお相手してほしい」とリクエストがありました。急な話ですが、私(toshi)がお相手することになりました。家内も同行です。

新疆ウイグル自治区から遠路はるばる北京、東京経由で名古屋へ来られたのは、ダイマンさんご夫婦です。
新疆のモンゴル族自治州にて歌舞団の副団長さんをなさっているとか。
そのダイマンさんは背の高い偉丈夫で51歳。奥さまは楚々とした美しい方です。

10月27日、私と家内はドガラさんたちと落ち合って、一緒にまず妻籠宿へ。(つまごと読みます)
中山道の木曽路にある宿場町です。

異国情緒たっぷりの古い街並みにダイマンさんご夫婦は大興奮。スマホで写真撮りまくり(笑)。ドガラさんは通訳で大忙し。私はここを選んで正解だったとニンマリです。
妻籠宿にて

妻籠宿の水車小屋前にて

ダイマンさんお二人は新疆ウイグルに住むモンゴル族で、言葉はモンゴル語、ウイグル語、中国語をあやつるそうです。
バイリンガルどころか、トリリンガル?ですね。ドガラさんとはモンゴル語でやり取りします。

秋の日は早く暮れます。木曽福島の街で食材を買い、開田高原の山小屋へ。
途中の紅葉がなんとも見事でした。

開田高原の御嶽山の見える絶景ポイントで途中下車。
私たち夫婦は、いまは哀しみの山となってしまった御嶽山に「御霊安かれ」と黙とうをささげました。
彼らは雄大なパノラマ風景に感動の様子でした。
開田高原にて

夢野山荘の夜。夕食は、なんとダイマンさんが慣れた手つきで新疆ウイグルの家庭料理を作ってくれました。
白酒(バイチュウ)で乾杯のあと、ウイグルの料理をいただき、おしゃべりの花が咲きました。通訳のドガラさん、大忙し(笑)。
作ってくれた料理は、肉と野菜とニンニクが入ったピラフのようなものがメインで、それに野菜サラダ?。エスニックな味でおいしかったです。(料理の写真撮り忘れ)

じつは、ドガラさん自身もダイマンさんたちとは今日が初対面なのです。
ダイマンさんはドガラさんの古い友人の、そのまた友人なのだとか。

ドガラさんは、「友人の友人」というだけで、数日間とはいえ、二つ返事で見ず知らずの人のお世話を引き受けたわけです。
そして、まるで前からの友人のように仲良く、親身になって世話をしている。……モンゴル人の民族の絆の強さ、こころの広さにあきれる、いや、感動させられるばかりでした。

それに、地球上で数千キロ離れて住み、決して会うことなどなかったはずの私たちが こうして一緒におしゃべりし、乾杯し、笑いあっている。その不思議さに目まいがして、陶然とさせられた一夜でした。


【2日目】
標高1200mの開田高原はさすが寒く、風も強い。
ここでは白樺やカラマツ、クヌギなどの紅葉は盛りを過ぎたようです。

朝食はドガラさんがニュウメンのような、具だくさんで優しい味の麺料理を作ってくれ、腹いっぱい食べさせられました(泣)。
ドガラさんたちは今日は新穂高ロープウェイか高山へ行きたいとのこと。用事のため帰宅する私たちとは別行動することになりました。
夢野山荘の前でセルフタイマーで記念撮影。
開田高原の山荘前で

気がせくまま、山小屋を朝9時過ぎに出発し、少しだけ一緒にお付き合いで昨夕の絶景スポットへ。昨夕とちがって上天気で、御嶽山が一望です。まだ見つからない6人の方々が来春には見つかるよう、もう一度、手を合わせて祈りました。

彼たちは噴火で60人を超す犠牲者が出たことなど身にしみておらず、ここでも写真撮りまくりです。許してやってください。
開田高原で御嶽山を望む

最後に木曽馬の里にも立ち寄りました。
開田高原木曽馬の里にて

木曽馬の像の前で、「元気で。また会いましょう」と握手して別れました。
きっと、数千キロ離れて住み、もう会うこともないでしょう。ドガラさんもいつか故郷に帰る時があるかもしれません。
この2日間のことを、彼らが日本の思い出の一つとして心の片隅に残ってくれれば、それだけで嬉しいです。
とにかく不思議な、思い出に残る旅となりました。




2014.10.31 Fri l モンゴルの仲間たち l コメント (0) トラックバック (0) l top
包金鐘(ポウジンゾン)氏……私たちサランモルの大事な友人です。
中国・内モンゴル自治区出身のテノール歌手。
彼の名前、通称ポウさん。本人によれば「ボォジンゾン」。バォさんと呼ぶ人もいて、様々です。あぁ、モンゴル人の名前はむつかしい(笑)。

それはさておき…、彼の歌声の素晴らしさと親しみやすいキャラクター(少々お笑い系?)で、名古屋にもファンが多いのです。

その彼がメンバーとなって、テノールの歌とピアノトリオ、合わせて4人のカルテット≪大地之響≫が発足し、名古屋を拠点に活動することになりました。
そのコンサートがありましたので、レポートしましょう。

10月28日(金)名古屋市東区の宗次ホール。
楽屋ウラをのぞいてみましょう。……

楽屋へ通じる通路の壁には、過去のコンサートのチラシがずらっと貼られています。
大地之響

11時過ぎ。開場してすぐのステージと客席。(この後、お客さまが続々とお出でくださって、席は埋まっていきました)
大地之響

このホールは、カレーハウスCoCo壱番屋の創業者宗次徳二さんが私財をなげうって作られたクラシック専門ホールです。定員およそ300席。MC以外はナマ音が基本で、音の良いことで定評があるとききます。

ちなみに、このホールのキャッチコピーは「暮らしの中にクラシック」とのこと。
↑これ、オヤジギャグ的で クスリと笑えませんか!

11時30分 コンサートが始まりました。
そのオープニングをご覧ください。


最初の歌は「オ・ソレ・ミオ」でした。
彼の歌声、いつ聴いてもたまりませんね。

次はナポリ民謡「帰れソレントへ」。 
彼はイタリア(ナポリ)民謡が大好きなのです。


続いて「サンタ・ルチア」




ここで他の3人のメンバー紹介を。
4人とも愛知県立芸術大学大学院を修了の、いわば同窓生。
とても感じのよい若ものたちです。

・渡辺知絵さん(ヴァイオリン)…小柄でとてもチャーミング。
            でもプロ根性、すごいです。

・佐藤 光さん(チェロ)…さわやかな好青年。かっこいいです。
        故郷は福島県とのこと。被害がなければよいのですが。
         ブログはこちら

・大山宮和瑚さん(ピアノ)…何でも許してくれそうな、頼りになるおねえさん(失礼)


プログラムは進み、チェロのソロやヴァイオリンの曲も演奏されました。
ここでは「埋め込み」していませんが、チェロ・ヴァイオリン演奏を何曲かYou Tubeにアップロードしています。
「大地之響」で検索して、動画をご覧ください。「大地の響」でも検索できます。

中国の歌「草原に昇る太陽」


内モンゴルの美しい曲「神様の里」も彼が熱唱してくれたのですが、カメラ操作ミスで録画できませんでした。ゴメンナサイ。


1時間のコンサートはあっという間に終わりに近づきました。
アンコールは「荒城の月」と「故郷」の2曲でした。

ここでは「荒城の月」をご覧ください。




長~い拍手の後、お客さまが席を立たれ、お帰りに……
と思いきや、気がつくとステージは大変な騒ぎ!
≪大地之響≫の出演者を囲んで記念撮影です。
ポウさんは幸せものです。
IMG_0029.jpg

あっ、オーナーの宗次さんでは?
大地之響


≪大地之響≫の記念すべき第1回コンサートは、盛況のうちに終わりました。
彼らの活躍が楽しみです。活躍してほしいです。

2011.10.31 Mon l モンゴルの仲間たち l コメント (0) トラックバック (0) l top
4月11日の「東日本大震災復興チャリティーコンサート」のレポート続報です。

ボォジンゾンさんの歌声をフルコーラスで聴きたい・見たいという要望をいただきました。
それにお応えして載せちゃいましょう。


千の風になって
このたびの大震災の被害にあわれた方を思ってボォジンゾンさんが心をこめて歌います。



~神さまの郷~神の住むモンゴルのふるさとをしのび、切々と歌い上げます。ボォジンゾンさんがモンゴル語で歌っています。


いつもながらの歌声に、客席からは大きな拍手が寄せられました。

そのほか、おなじみ『誰も寝てはならぬ』も歌ってくれたのですが、カメラの不調で撮影できませんでした。
ボォさん、ごめんね。



最後に、コンサート終了後の記念写真を・・・。
出演者とスタッフ、募金ボランティア、それにお客さま?の皆さんです。
寒い中、本当にお疲れさまでした。
画像クリックで拡大します。
オアシス21 記念撮影


(取材の私ですが、じつは余りの寒さで体調が悪くなり、やむなく早めに帰宅してしまいました。皆さん、ごめんなさい。この記念写真は主催の「篠崎ゆかり音楽事務所」さんのサイトからお借りしました。)
2011.04.15 Fri l モンゴルの仲間たち l コメント (0) トラックバック (0) l top