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今年(2016年)の出前授業が終わりました。終わってみると、あっという間でした。
今年の出前授業は16校でしたが、保育園と、前年秋の学習発表会出演も含めると全部で18校と言ってもよいかもしれません。
どの小学校でも、元気な子どもたちに出会えました。
眼を輝かせて私たちの話を聞いてくれて、一緒に歌を歌い、踊ってくれた子どもたち…。
この子どもたちが成長したころ、世界はどうなっているか?
飢餓やテロ・争いのない世界であってほしいと願うサランモルでした。
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2016.03.23 Wed l 「スーホの白い馬」出前授業 l コメント (0) トラックバック (0) l top
小学校での出前授業が一番メインの活動なのですが、小学校以外でも招かれれば幼稚園・保育園へ行くこともあります。
今回も、愛知県A市の保育園からお声をかけていただき、出掛けてきました。

この保育園では皆さん「スーホの白い馬」の絵本が大好きで、歌まで作っているのだとか…。
独自の教育方針で運営されていて、子どもたちは実にのびのびしています。自分の意見もはきはきと発表できます。
こんな保育園で幼い時期を過ごせる子どもたちは幸せだなと思いました。

さて、今回は、卒園してからも、保育園に顔を出しているようで、卒園児も含めて15め名ほどだったでしょうか。お母さん方、先生方もたくさんお集まりでした。
クイズやお話、馬頭琴の体験、歌、衣装の着付け、踊りなどで、とても楽しい時間を過ごしてくれたようです。

では、写真を少しだけ。
保育園出前授業風景
保育園出前授業風景






2015.08.29 Sat l 「スーホの白い馬」出前授業 l コメント (0) トラックバック (0) l top
2月5日の恵那市立岩邑小学校で新聞社の取材を受けたのですが、その記事が新聞に掲載されました。
中日新聞2月8日地方版です。
過不足なくまとめられています。ご覧ください。画像クリックすると拡大されて読めます。

中日新聞2月8日付記事 岩邑小学校
2015.02.08 Sun l 「スーホの白い馬」出前授業 l コメント (0) トラックバック (0) l top
2015年の小学校の出前授業が1月中旬より始まりました。
今年は多くの学校からご依頼をいただきました。
その数、なんと過去最高…。週に4校あったりして、嬉しい悲鳴が出ます。

どんな子どもたちに会えるかな…。
キラキラ輝く沢山のひとみに会えるのがとても楽しみです。
子どもたちの心に届き、思い出に残るような授業をしたい。それがサランモルの思いです。

下の画像は、すべて以前の出前授業のイメージです。

モンゴルの家族が登場

ゲルの模型に興味津々

モンゴルの民族衣装

出前授業で馬頭琴体験
2015.02.01 Sun l 「スーホの白い馬」出前授業 l コメント (0) トラックバック (0) l top
10月29日、今年度2回目の出前授業に行ってきました。
愛知県知多地方の小学校です。
出前授業とはいっても、2年生の学習発表会を兼ねたもので、先生方がすごくチカラを入れてみえるようです。

この学習発表会では、2年生の生徒さん全員による『音楽劇 スーホの白い馬』がステージで上演されます。
音楽劇はミュージカルと言ってもよいかもしれません。「スーホの白い馬」のお話が生徒さんの劇と群読で進められ、劇中に3つの歌が歌われます。
3つの挿入歌はピアノ伴奏で生徒さんが歌うのですが、私たちサランモルに馬頭琴で伴奏してほしいとリクエストがあったのです。
馬頭琴でメロディーを演奏するだけではつまらない、と私たちは3曲のうちの2曲について馬頭琴パートを編曲し、ひそかに練習してきました。(編曲はメンバーのYさん他の尽力によりできました)


さて、その音楽劇の本番のレポートです。

体育館の舞台前に設けられたひな壇に60人余りの2年生の生徒さんが上がります。サランモルの面々6人は舞台に向かって右側に座って馬頭琴を演奏します。ピアノは左側です。

客席には1年生の生徒さんが座っています。2年生のお兄さんおねえさんの舞台を見ようと、真剣そのものの目です。
その後にはお父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃんの席が設けられています。50~60人はいらっしゃたでしょうか!親御さんの熱意が伝わります。

いつもの「ユロル」が終わると、いよいよ劇の始まりです。(ユロルとは、モンゴル式のオープニングセレモニーです)

ウンドス君の馬頭琴ソロによる荘重な前奏曲で劇がスタートしました。
元気な朗読と迫真の演技で、ストーリーが進みます。子どもたちのセリフや群読が素晴らしいです。

いよいよ挿入歌です。メインの曲は「スーホの白い馬M1」です。
詩とピアノに合わせてちゃんと演奏できました。
おっ、私たちの伴奏、けっこういけるじゃないの!?と、心の中で自画自賛。
なお、このM1は劇中に2回または3回歌われます。(この学校では2回でした)

劇が進み、つぎは「M2弓矢はうなりをたてて」です。これは速いテンポの曲で、馬頭琴伴奏なし。

白い馬が競馬大会で優勝したものの、王様にとられてしまいました。逃げ出した白馬は、王様の弓矢で射られ、やっとスーホの白い馬のもとへ帰ったものの、死んでしまいます。
そのあたりの演技の素晴らしかったこと。ついホロリと…。

ここで「M3かなしくてくやしくて」が歌われます。 馬頭琴伴奏はNさんの独壇場です。切なくも悲しい馬頭琴の音色が歌声に重なり、思いがあふれて感動ものでした。

こうして、初めての『音楽劇 スーホの白い馬』が終わりました。親御さんや先生方からは万雷の拍手です。
拍手は生徒さんたちをたたえるものなんですが、ほんの少しは私たちにも向けていただいたのかもしれません。だとしたら、努力した甲斐があったというものです。


この後の時間は、ほぼ通常の出前授業のプログラムが続きます。
モンゴル人当てクイズ、馬頭琴演奏、動物クイズ、草原の住まいゲルのお話、、みんなで歌おう、馬頭琴体験、安代舞を踊ろう、民族衣装のショーなどなど、サランモル渾身のプログラムです。
民族衣装のショー
この学校では写真はこれ1枚だけ。忙しくて写真を撮るヒマがありませんでした。


終わってから校長室でご挨拶。
「2時間もの長い時間だったが、子どもたちを飽きさせないのはすごい」とお褒めの言葉をいただきました。今までの努力が報われたわけで、ありがたいことでした。
私たちは音楽劇の仕上がりの感動的なことと、子どもたちの能力の素晴らしさ、それを引きだされた先生方のご努力にたいして賛美の言葉を述べさせていただきました。

今年度の出前授業、どうやら幸先の良いスタートがきれたようで、嬉しい一日でした。









2014.10.31 Fri l 「スーホの白い馬」出前授業 l コメント (0) トラックバック (0) l top