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我が国唯一の公立の楽器博物館が、浜松市楽器博物館です。
私たちサランモルにお声がかかり、浜松まで駆けつけてのステージです。
題して「ミュージアムサロン~モンゴルの歌と踊りと馬頭琴」。
2018年2月12日の午後に2回のワークショップでした。
メンバーはウンドスさんとリーダーのYさん、Nさん、Kさんの4人でした。
馬頭琴の演奏だけでなく、馬頭琴の体験や踊りもあって、お客さまにもきっと楽しんでいただけたコンサートとなりました。

浜松楽器博物館 チラシ

浜松楽器博物館 

浜松楽器博物館 

浜松楽器博物館 

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浜松楽器博物館 


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2018.03.20 Tue l サランモルの活動 l コメント (0) トラックバック (0) l top
 5月7日(日) サランモルのメンバー8人で「愛岐トンネル群2017年春の公開」のトンネルコンサートに出演しました。
さわやかな春の風が吹き、まわりの山は目の覚めるような新緑・・・。、ほんとに気持ちのよい一日でした。
主催者のチラシです。

愛岐トンネル群「2017春の公開」のチラシ


 この愛岐トンネル群は、明治33年に開通し昭和41年に廃線になった中央線の跡地です。赤レンガのトンネルが4基眠っていたのを有志が保存・再生しようと、愛岐トンネル群保存再生委員会の会員が活動しています。

 詳しくは、「愛岐トンネル群保存再生委員会」のサイトをご覧ください。
私たちの2011年秋の初参加のブログ記事もどうぞ。

 愛岐トンネルの公開は毎年春と秋の2回あり、多くの一般市民の方が訪れます。広い会場の中にレンガ広場と名付けられたところがあり、そこでアトラクションとして行われているのが、この「トンネルコンサート」です。私たちサランモルは2011年の秋にお声がかかり、それ以来足掛け7年、連続して参加(出演)しています。サランモルだけでなく、いろいろなジャンルの他のグループも出演します。


 今回のレポートをYoutubeの動画入りでお届けしましょう。全員の演奏の動画はありません。撮影者も演奏のため(泣)
 コンサートはいつものようにユロル(モンゴルの祝詞)で始まります。
愛岐トンネル群のステージ ユロル

 会場のレンガ広場には大勢のお客様。
愛岐トンネル群のステージ 正面から

 レンガ広場の会場風景。ステージは明治の赤レンガが敷き詰めてあります。
お客様の後ろには赤レンガのトンネルが見えます。4基のトンネルのうちの一つ、5号トンネルです。
愛岐トンネル群のステージ 後ろから客席


●ホルチャさんの歌で 「故郷の山」。オルティンドー(長い歌)と呼ばれる民謡で、のどで転がすような独特の小節が独特です。



●ウンドスさんのホーミー弾き語り 「マンドラハンのマハタラ」



●エルドンオチルさんの弾き語り「距離」
エルドンオチルさんは歌の説明で「”距離”という言葉で何が思い浮かびますか? 例えば”遠距離恋愛”を思い浮かべる人もいるかもしれませんね?」と言っていました。ひょっとしたら彼、遠い内モンゴルに恋人がいるのかも・・・。



●馬頭琴合奏 「ジレムハラ」 勇壮なモンゴルの曲を若者4人の合奏でお届けします。
名前を挙げなかったもう一人はエンケホルワさんです。誰も好青年ばかり。


最後に、このレンガ広場以外の会場の写真を1枚だけ。
トンネルを一つ抜けた「マルシェ」の風景です。頭上には鯉のぼりが5月の風にひるがえり、人は弁当を食べたり景色を見たりでくつろいでいました。
マルシェの風景


 モンゴル色の濃かった今回のレンガ広場でのコンサート。ウンドスさん以外の3人の若者とは初顔合わせのようなものでした。日本人ではKさんが加わってくれました。嬉しい限りです。
 お声がかかる間はいつまでもトンネルコンサートに出演したい。そして、モンゴルの青年たちが日本でよい思い出を作り、明るい道を築いてほしいと思った、春の一日でした。


2017.05.18 Thu l サランモルの活動 l コメント (0) トラックバック (0) l top
5月28日、29日は「世界橋の下音楽祭2016」に行ってきました。
文字通り橋の下で行われる、この音楽祭…。知る人ぞ知る、老いも若きも心から楽しめるイベントです。
橋の下世界音楽祭のPRチラシ


会場は豊田市の豊田大橋の下。そこには「ここはモンゴルか!?}と思えるほど気持ちの良い草原が広がっているのです。
毎年5月に開催されており、今回で第5回を数えます。サランモルは今年で3回目の参加です。
今回は、何と我らがリボーさんもステージに登場しました!!
サランモルは、馬頭琴体験とモンゴル衣装試着のブースを出しました。けっこうお客様が押し掛けて(笑)、馬頭琴を弾いたり、モンゴル人になったりで、楽しんでいただきました。

サランモルの仲間はリボーさん、ウンドスさん、ドガラさん(男性舞踊)、ドガラさんのお嫁さん(華栄さん)、フフムレンさん(馬頭琴)、ダゴラさん(モンゴル民謡)、それにYさん、Kさん、T(筆者)。なお、Kさんには特別にお手伝いをお願いしてしまいました。ありがとうございました。

では、1日目、2日目をそれぞれYoutubeの動画1件にまとめましたので、ご覧ください。

まず1日目、5月28日(土)です。
午後からはサランモルのブースにお客様が大勢おいで下さり、大忙し。肝心の写真はほとんど撮影できませんでした。



2日目、29日(日)です。会場は大にぎわいとなりました。
広い会場には、趣向を凝らした品や美味しそう、あるいは怪しげな食べ物飲み物の並ぶブース、生きているのか死んでいるのか草原でいきなり倒れている(寝ている)人、ヤギやウサギ、犬を連れた人、トンカチを振る鍛冶屋さん、アブラのしたたるブタの丸焼き、練り歩くチンドン屋……などなど、パンドラの箱をひっくり返したような、シルクロードの市場のような猥雑で混沌とした世界です。
もちろん、大小5つ?あるステージでは、とっかえひっかえ、コンサートなどが開かれています。
会場の周りにはテント村。おそらく100張りを超すテントの数々。関西、関東からも泊りがけで来ているのです。

リボーさんほかサランモルの仲間たちは昼12時過ぎに草原ステージに登場。
馬頭琴あり、モンゴルの歌姫の民謡あり、トプシュールで弾き語るホーミーあり、モンゴルの男性舞踊ありで、会場はまるで歌舞団が巡業で回ってきたモンゴル草原と化したのでした。



さて、この橋の下世界音楽祭は、ほとんど市民の心意気と、汗と、投げ銭でできている、奇跡のようなイベントです。
主催者はこの「橋の下音楽祭」で日々の苦労を忘れ、イノチの洗濯をしてほしいとコメントしていました。
詳しくは書きませんが、中には眉をひそめる人もいたかもしれません。でも多くの人は自分なりのスタイルで心から楽しんでいるように見受けられました。
リボーさんはじめサランモルの仲間たちもイノチの洗濯ができた2日間でした。



2016.06.03 Fri l サランモルの活動 l コメント (0) トラックバック (0) l top

5月25日、岐阜県のとある小学校にリボーさんとサランモルとで出掛けてきました。芸術鑑賞会でもあり、国際理解教育の一環でもある学校行事です。

いつもの出前授業は2年生が対象ですが、今回は全校児童が参加します。お母さん方も大勢いらっしゃいました。 以下、そのレポートです。



全校の生徒さんが参加しました。


リボーさんが超絶技巧で演奏する「チャルダッシュ」。

ピアノ伴奏もサランモルのOさんです。

このあとリボーさんは二胡と四胡の曲も演奏。先生も生徒さんも興味津々で聞いてくれました。

リボーさんのチャルダッシュ演奏


リボーさんの演奏や「スーホの白い馬」のお話を楽しんだ後は、モンゴルのお客様がステージへ登場しました。先生と生徒さんが民族衣装「デール」を着ています。会場は思いがけないサプライズに大騒ぎ。

モンゴル衣装で勢ぞろい


男性の先生は王様役です。

男性の先生は王様!


モンゴル衣装を先生と生徒が着ます


どの生徒さんもモンゴル衣装が良く似合う…。ふしぎです。 モンゴル衣装がよく似合います♪


モンゴルの踊り「安代舞」を体育館いっぱいに輪になって踊ります。伴奏はリボーさんとサランモルの馬頭琴です。 安代舞を皆で踊ります


最後は皆がよく知っている「さんぽ」の歌と、一所懸命覚えてもらった「スーホの白い馬」の歌を歌ってもらいました。馬頭琴とピアノの伴奏です。

大きな歌声で元気よく歌ってくれたのには感激しました。 「さんぽ」と「スーホの白い馬」を皆で歌います


ステージが終わりました。あっという間でした。

終わってからリボーさんがくつろいだ姿で登場すると、サイン会が始まっちゃいました。

どこでもリボーさんは人気者です。

終わってからリボーさんのサイン会はじまり~!


この「スーホの白い馬」の歌について、先生から「生徒は皆この歌が大好きになりました」とおっしゃっていただきました。 作曲者であるリボーさんも私たちサランモルの大変うれしく思いました。元気な子供たちのパワーをもらった一日となりました。



2016.05.27 Fri l リボーの馬頭琴コンサート l コメント (0) トラックバック (0) l top
東海地区の誇る大学といえば、名古屋大学でしょうか。近年では何人ものノーベル賞学者を輩出したことで名をあげましたね。
名古屋大学には立派な博物館があります。博物館としての展示にとどまらず、ホールでは各種のコンサートも度々開催するなど、市民に開かれた意欲的な活動をされているそうです。
同館ではただ今「モンゴル大百科」と銘打って企画展を開催中で、ご縁があってモンゴル音楽のコンサートに出演させていただきました。タイトルは「モンゴルの心 馬頭琴」です。
サランモルの出演者はリーダーのYさんをはじめ、Nさん、Oさん、Fさん、ゲストのフフムレン夫妻、それに私(T)です。

名古屋大学博物館のコンサートチラシ

以下、そのレポートです。
客席は200席を用意されていましたが、開演時刻が近づくと続々とお客様が詰めかけられました。担当の方が急きょ椅子を増やし、結局250人を超すお客様となったとのこと。文字通り立ち見のお客様もいらっしゃったようです。

定刻14時にコンサートは始まりました。
いつものようにユロル(祝詞)のあと、フフムレン夫妻による馬頭琴と歌(オルティンドーというモンゴル民謡のジャンル)が披露され、白鳥、走る馬、ドンカラタラマー、スーホの白い馬(語りつき)、さくらさくら、と続き、最後は草原の太陽でした。


▼サランモルの馬頭琴をバックに歌うダゴラさん。
名大博物館ステージ風景


馬頭琴の演奏だけでなく、ダゴラさん(フフムレンご夫妻の奥様)の素晴らしい歌声、それと語りつきの「叙事曲 スーホの白い馬」など、モンゴルの薫り・響きをお楽しみいただけたのでは?と思います。


▼フフムレンさんの馬頭琴伴奏でダゴラさんがモンゴルの歌うご夫婦のステージです。奥様のダゴラさんの歌声は、豊かな声量と艶やかな高音で、お客様を魅了しました。拍手の大きかったこと…。
フフムレン夫妻によるオルティンドーのステージ

アンコール曲はモンゴル馬をお聴きいただきました。勇壮でモンゴルの草原を感じさせるこの曲。三重奏で演奏しました。

終演後のステージは馬頭琴体験コーナーが始まってしまいました(笑)。
子どもさんも、大人の方も初めての馬頭琴を熱心に体験。
終演後は馬頭琴体験コーナー
終演後は馬頭琴体験コーナー その2


馬頭琴について質問攻め!
熱心なお客様から馬頭琴について質問攻め



いつもはウンドスさんが馬頭琴のリーダーなのですが、今回は参加できませんでした。(彼自身の結婚式のため故郷の内モンゴルへ帰ったのです)
フフムレンご夫妻(下の写真、こちら向きのふたり)は、見事な馬頭琴とオルティンドー(民謡)でウンドスさんの不在のピンチを救ってくれました。感謝感謝です。
向こう向きのお二人は、モンゴルか中国の方でしょうか? なごやかに歓談していました。
フフムレンご夫妻と、たぶんモンゴルの方?が歓談


名大博物館でのコンサートが終わりました。熱心なお客様の眼差しが感じられて、出演者一同、楽しいコンサートとなったような気がします。お客様も楽しんでいただけたらよいのですが…。


2016.05.23 Mon l サランモルの活動 l コメント (0) トラックバック (0) l top